Friday, January 21, 2011

尖閣諸島・元海上保安官のコメント

今回の処分に当たり、ご迷惑をお掛けした関係各位、国民の皆さんに深くおわび申し上げます。

何度もためらい、悩んだ末に、安定した職を捨てて、あのような形でビデオを公開したのは、事件の真相を知っていただき、尖閣諸島の問題、日本の領海を脅かす外国船の問題など、どうすべきか考えてほしかったことが唯一の理由です。公開の方法が正しかったどうかについては、自分自身今なお判断のつきかねるところですが、一方でそのまま黙っていたら後悔していたとも思っています。

起訴猶予という処分については、寛大な処置とは思いますが、なぜ、あのビデオが国民に対し秘密とされ、公開が許されないのかが明らかにならないまま終わってしまうことを残念に思います。

私自身の処分が終わることによって、本当に大事な問題が置き去りにならないことを心より願っております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

政府が中国との関係を悪化させたくなかったのはわかります。(中国がメチャクチャな国で、日本政府が中国をものすごく恐れているというのもすごくわかります・・・汗)それでも政府は国民に真実を伝える必要があったと思います。家族・企業・クラスなどにも言えることだと思うけど、何かが起きた時にはリーダーだけが問題を解決しようと思っても上手く舵がとれない。全員が状況を把握できて初めて行きたい方向に進めるんじゃないでしょうか?騒ぎを起こしたくなくて秘密にしていた(?)ようですが、結局はこんな騒ぎになってしまった訳だし、政府は対処の仕方がわからないんじゃないのかな?私は政治について詳しくないけど、日本政府のやり方が下手なんだということはすごくよく分かりました。(いつかビートたけしが言っていたけど、暇しているエリート政治家を外国から輸入したらどうでしょう?)政府は国民を遮断、シャットアウトして物事を雲の上で行おうとしている。だから不信感が消えないんじゃないのかな?国民のための政治なら、政府は国民に対して閉鎖的になりすぎないでほしい。です。(これを誰が読んでいるかは知らないが、以上!)

2 comments:

ススム said...

>全員が状況を把握できて初めて行きたい方向に進めるんじゃないでしょうか?
その通りだと思う。ただどの立場から把握するかそれぞれなので難しい。一番の問題はそもそも理解していないこと、理解されていないこと。仮に中国人が1億人日本に来たことがあるとしても日本の現状を見て知った人は1割にも満たないし日本人でも同じことが言えると思う。政治も大事だけどやっぱり人の交流が一番。お互いを理解しないと牽制しあうだけで進展がないと思うから。
戦争を経験した祖父が世界を旅行する(何度も中国には行ってるらしい)理由について話してくれたことを参考に考えてみた。

Lily said...

すすむコメントありがとう☆

>ただどの立場から把握するかそれぞれなので難しい

そうだよね。

私は中国には行ったことがないけど、こっちで中国人留学生の知り合いが結構いる。やっぱり優しい人もいれば、最初から冷たい人もいるし・・日本好きな人もいれば、そうじゃない人もいるし・・中国系(アメリカ人)の友達たちが中国にはあまり行きたくないと言っていたことがあったな。

中国の成金の人たちはたくさん日本に買い物に来るし、日本の電気製品大好きだっていうけど、この事件の事どう思っていたんだろうね?

そうだね、なんだかんだ言っても人と人との直接の触れ合いが大事だよね!